富士登山を満足した! という人の多くは、もう一回富士山に行きたいという。しかし、せっかくなら別の魅力を持った富士山にトライしてみてはどうだろうか?
ということで、まだまだ登れる秋の富士山や、富士山頂まで行かない、ハイキング気分で楽しむ富士山麓登山をここでは紹介しよう。富士登山の予行演習としてもオススメだ。

夏の混雑を避けて、一気に山頂へ行ける快感が魅力
| 体力度 | ★★★★ |
| 技術度 | ★★★★ |
| コース時間 | 往復9時間~10時間 |
| ポイント | 夏の混雑を避けて、一気に行ける。山小屋は開いていないので、日帰りでアタック! |
9月以降の富士山は、7・8月までとはまったく様相が異なる。まず、登山者に飲料や暖かい食べ物、宿を提供してくれた山小屋は、9月中旬にはすべてクローズ。トイレも閉鎖される。
9月に富士山に登ろうと思ったら、1日半分の水、重い食べ物、かさばる防寒着などすべてを背負って登らなくてはならない。朝夕の気温もグッと下がり、降雪の可能性も出てくる。不安を感じたら引き返す勇気を持ちたい。
10月をすぎると山は氷雪に覆われ、雪山登山経験者だけに入山が許される世界となる。

富士山のほかにも、花、紅葉、火山口など、楽しみ盛りだくさん
| 体力度 | ★★ |
| 技術度 | ★★ |
| コース時間 | 奥庭散策は40分~1時間 お中道ハイキングは5時間程度 |
| ポイント | 富士山の中腹を1/4周するコース。登り下りがそれほどないので、ファミリーにもオススメ。 |
お中道ハイキングは、河口湖登山口から、富士中腹をぐるりと1/4周ほど歩くコースだ。激しい登りや下りはないので、初心者にも楽しめる。最終地点の見晴台から見る「剣が峰大沢」は大迫力で、見逃すことはできない。
奥庭ハイキングは、絶好の富士見ポイント。とくに紅葉の時期は、美しい富士山写真が撮れることで人気のスポットだ。

富士山の噴火跡にできた火口と山を存分に堪能したい
| 体力度 | ★★★ |
| 技術度 | ★★★ |
| コース時間 | 富士宮登山口(5合目)から宝永山まで往復4時間程度。 |
| ポイント | 富士登山気分を堪能できる。予行場所や富士下山時のアレンジルートにもなる。 |
約300年前、1707年(宝永4年)の大噴火によってできた、宝永山と宝永火口。1合目から、噴火口を回って宝永山頂まで行くコースとなると8時間ほどかかる本格登山コースだが、5合目からであれば、1時間程度の徒歩で豪快な噴火口に行けるので、ハイキング気分で富士山の大自然を堪能できる。
宝永火口ハイキングコースは、富士宮登山口へ下山する際にも利用できるので、富士登山のピーク時の混雑を避けたい人の下山道のアレンジルートとして利用しよう。

書き込み情報も豊富な詳細地図と、ビジュアルな写真で好評の『YAMAP』シリーズ。日本最高峰の富士山と、伊豆・箱根の周辺の山々を、四季の美しさをとらえた写真と読み応えのある文章で紹介。花図鑑、食と味覚、山の温泉ファイルなども充実。
登山口別コースガイドや、山頂の山小屋に設置されたQRコードから取得できる登頂認定証など、携帯ならではのサービスを用意。ぜひ「山と溪谷モバイル」にアクセスしてみてください。
※「富士山に登ろう2010」のコーナーについては、パケット通信料がかかります。また、一部コーナーでは別途情報料がかかります。