最初に疲れるのは、今も昔も「足裏」 足裏アーチのサポート力に期待

 「第2の心臓」とも言われる足の裏の大切さは体感的に理解しているつもりだ。ただし、実際に登山でインソールは使ったことはない。この理由は、インソールの効果が認知されはじめた最近は、お気軽な日帰り登山が中心となっているからかもしれない。

 最も山に登っていた時期は、もう20年近くも前。夏合宿ともなれば10泊以上かけてアルプスを縦走、1日何時間も歩いていた。ザックの重さは30Kgオーバー、足裏のアーチなど、もう、潰れまくっていたはずだ。

 あの頃、足裏は日々、悲鳴をあげていた。休憩の度に靴を脱いでは足をマッサージをし、「行動中に靴を脱ぐな!」と先輩に怒られてたっけ。共同装備に「青竹踏み」を入れて、みんなに絶賛されたヤツもいた。

 今でも登山中に疲れる最初の場所は、やっぱり足裏だ。そして、翌日に足首だったり、フクラハギだったりが筋肉痛になる。

 改めてインソールに触れると、こうした症状にかなり期待できそうだ。ということで、早速、インソールを導入した。

作り方は、簡単・簡潔 適度な感覚の違いを感じながら歩行開始

 実際にコンフォマーブルのインソールに触れると、思ったより軽い。表面は適度なざらつきがあって、これなら靴の中で遊ぶことはなさそうだ。

 足裏のアーチ部は思った以上に弾力性があってしなやかだ。この硬さなら、足裏をしっかりと支えてくれそうだ。

 そう思いながら、早速インソール導入作業を開始。標準装備されているインソールを抜いて、カカトを合わせて重ねてみる。

 続いて、はみ出している箇所にボールペンで線を引いて、ハサミでカットして大きさを合わせる。

 あとは、インソールを靴に入れるだけ。10分程度で両足のインソールを完了の簡単な手順だ。この手軽さは魅力だ。

 コンフォマーブルを装着した靴を履いてみると、これまでの足の感触とは若干、感覚が変わる。土踏まずを押し上げられている感じは、最初は少し違和感を感じる。歩いていくうちに、すぐに慣れてきたのは、馴染んだということだろうか。

 歩いていて、最初に感じたことは、シューズの中で足が滑らなくなったことだ。自分の足が小さくなったのか、今のシューズは最近少しフィット感が弱くなった気がしていた。

 それが、インソールを変えたことでシューズと足に、一体感が出た気がする。この効果は明らかに体感できる。

感覚的によくなった半分、確実によくなった半分 この安心感が買えるのであれば「買い」


 今回は、約5時間ほど山道を歩行してみた。冒頭でも述べたように、自分の場合は昔も今も最初に疲れるのは足の裏。いつもは5時間も歩いたら、足裏が張り痛みが出てくるが、今回はひとまず張りはあるものの、痛みはほとんど感じ無かったような気がする。翌日に筋肉痛になることもなかった。

 これは、感覚的なものかもしれない。ただ、気のせいであったとしても、安心を手にできたのであれば、その効果は大きい。

 社会人になった今、快適さは買ってでも欲しいもの。コンフォマーブルのインソールへの投資は『樋口一葉が1枚』程度。この価格で、この快適性とメンタル的な効用が買えるのであれば、コストパフォーマンスは悪くない。

 最近は、仕事中でもプライベートでも、街を長距離歩く機会も多い。オフィス用の靴は、スニーカーやトレッキングシューズに比べると歩きにくく、疲れだけではなく、靴ずれを起こしたりする。

 コンフォマーブルのインソールは、こうしたトラブルにも効果があるという。この価格なら、登山靴用だけではなく、毎日使う街用としてもう一つ買ってもいいかな、なんて思ってしまう。

 そして、今思うのは、このインソールは学生時代に出会いたかったということ。あの頃に立体形状インソールが存在すれば、どうなっていたのだろう、ということ。きっと休憩の度に靴を脱いで足をマッサージしたり、山に青竹踏みを持っていく必要などなかったのだろう。